そして現在、最も高速なWi-Fi規格は「IEEE 802.11ax(11ax)」です。その理論値最大速度は9.6Gbps。これまでのWi-Fiと違い、実効速度にフォーカスした規格だともいわれています。
5Gはいつごろ普及し料金はどのように設定されるのか
5Gは、日本では2020年のサービスインをめざして開発が進められていましたが、1年前倒しされて2019年から順次サービスが開始されることになりました。まずは2019年秋に開催されるラグビーのワールドカップ日本大会で5G端末の無料貸し出しなどが行われてプレサービスがスタート。東京五輪目前の2020年春には商用サービスが始まる見込みです。
ただし、当初は首都圏のみが対応エリアとなるでしょう。通信インフラが整備され、利用範囲が広がっていくにはしばらく時間がかかりそうです。5G対応のスマートフォンも2020年以降順次発売されることになるでしょう。最初はAndroid端末、その後、iPhoneも続くという順番になるといわれています。
料金について語るのは時期尚早でしょう。アメリカのベライゾンの場合は通常料金にプラス100ドルという料金設定でしたが、これが参考になるかも難しいところです。4Gと同じ価格帯で利用できる可能性も、もちろんあるでしょう。
5Gが普及するまではWi-Fiも重要
5Gの実体は今ようやく少し見えてきたところです。現在の4Gと同じように、誰もが当たり前のように5Gを利用するようになるには数年の時間がかかるでしょう。少なくとも、それまではWi-Fiも大いに利用されるはずです。
仮に5Gの便利さがWi-Fiを凌駕したとしても、Wi-Fiには5Gとは別の用途が広がるかもしれません。また、現在Wi-Fiを使っていて、とくに不満は感じていないという層も少なくないはずです。すぐにWi-Fiが不要になるとは考えにくい、というのが大方の予想です。
5Gがリリースされても、しばらくはWi-Fiは重要なものであり続けるでしょう。その後、5Gサービスが低価格で提供され、誰もが利用できる世の中になれば、Wi-Fi不要論も現実味を増してくるかもしれません。いずれにしろ、私たちを取り巻く通信環境が大きな転換期を迎えていることは確かです。
※「PREMIUM 4G」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。