サンクト大学の東洋学部の建物で20日に公開された朴作家の銅像は、本を両手で持っている姿の1メートル35センチの立像。下部には朴作家詩「生」の最後の部分「悲しみも喜びも、どうしてこんなに輝くんだろう」がハングルとロシア語で書かれている。 また「大韓民国を代表する作家、韓半島の南段の統営(トンヨン)で生まれ、82歳で世を去るまで数多くの小説や詩、エッセーを残した。韓国の近・現代史を壮大に描いた大河小説『土地』が代表作である。人生に対する深い省察を基に、人間の尊厳性への揺ぎ無い信頼を描き、優麗で大胆な文体で国家と個人の運命を文学作品に誕生させた」との作家紹介文もロシア語で書かれている。 朴作家の銅像が立てられたのは、韓国とロシアの民官チャンネルである「韓ロ対話」の文化外交事業の一環として2013年から推進された。ロシア作家同盟は2012年に、詩人で小説家のプーシキンの銅像をソウルに立ててほしいと要請し、翌年の11月にソウル中区のロッテホテル前にプーシキンの銅像が立てられた。朴作家の銅像はこれに対して応じたものだ。 ロシアのウラジーミルメジンスキー文化部長官は同日の除幕式で「プーシキンがロシアで愛されるだけに、韓国の国民は朴景利作家を尊敬し、彼女の作品を誇りに思う」とし「(この銅像が)これから韓国とロシア間の文学交流だけでなく、友好関係をさらに深める象徴になることを願う」と述べた。 一方、除幕式には文化体育観光部の都鍾煥(ト・ジョンファン)長官や禹潤根(ウ・ユングン)駐ロシア大使、朴景利作家の娘で土地文化財団の理事長のキム・ヨンジュ氏など50人 あまりが出席した。

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