Ad Exchange(アドエクスチェンジ)とは
、「各媒体やアドネットワークが持つ広告掲載枠を交換できる仕組み」
のことです。Ad Exchange(アドエクスチェンジ)がアドネットワークをまとめ・整理し、莫大な”広告掲載面”ネットワークを構成したことで、アドネットワークよりもさらに膨大なトラフィックを確保できるようになりました。
Ad Exchange(アドエクスチェンジ)は、アドネットワーク登場後、ほどなくして登場しました。Ad Exchange(アドエクスチェンジ)登場により、バナーサイズや容量などの広告配信フォーマットから課金形態まで、今まで各媒体やネットワークごとに異なっていた広告配信の仕組みが統一化されていきました。これらの統一化は、今後のアドテクノロジーに大きな影響を与えることになります。
Ad Exchange(アドエクスチェンジ)登場前アドネットワークの課金形態は、「CPC課金」や「インプレッション課金」など、事業者ごとに異なりました。しかし、Ad Exchange(アドエクスチェンジ)導入で、
「入札型インプレッション課金」への統一化
が一気に進んだのです。これにより、公平性を保ちつつ、よりリーズナブルな広告配信が可能となりました。
Ad Exchange(アドエクスチェンジ)では、広告出稿数(需要)と広告枠(供給)のバランスにより、リアルタイムで広告枠の入札単価が変動します。このリアルタイムで入札単価が変動する取引方式を、RTBと呼びます。RTBとは、Real Time Biddingの略で、リアルタイム入札とも呼ばれます。
RTBは、「広告枠でインプレッションが発生するごとに、都度入札が行われ、その時に最も高い掲載枠価格を入札した広告が表示される」という仕組み
です。その際、最も高値を付けた入札者が、入札金額をそのまま支払うことはなく、「2番目の入札者の金額+1円」で課金されることがほとんどです。このような入札単価の無駄な高騰を防ぐ仕組みは、「セカンドプライスビッディング」と呼ばれています。
プラットフォーム・ワンが運営するSSP(Supply Side Platform)プラットフォーム。SSPのためAd Exchange(アドエクスチェンジ)とは異なりますが、RTBやアドネットワークの取りまとめなど、Ad Exchange(アドエクスチェンジ)として利用することが可能なプラットフォームです。2011年6月からサービス提供を開始。国内プラットフォームとしては、広告配信数・提携パートナー数は国内最大となっています。