【鼎】より

…漢代には彩画の陶鼎があるほか,漆器製の鼎もつくられた。 殷・周代の鼎には銘文があるものが多く,金文(きんぶん)ともいわれる。殷代のものは数文字で作器者名などだけであるが,殷代末期からは鼎をつくった事情を,紀年・人名などを入れて書くようになり,周代にはさらに詳しく書かれて,祭事・叙任などに関しての賞賜をうけた冊命(さくめい)形式の文章が定型化していき,長文のものでは,約500字に及ぶ 毛公鼎 (もうこうてい)のようなものがあり,同時代史料として第一級の価値をもっている。…

※「金文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典| 株式会社平凡社 世界大百科事典 第2版について | 情報

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