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問1 図中の記号のうち,E,F,Gはそれぞれ何をあらわすか。最も適当な語句を答えよ。
E(        ) F(             ) G(        )
問2 A~Fのうち,分解者に渡る有機物(エネルギー)量を示すアルファベットをすべて答えよ。
(        )
問3 次表は,ある生態系の有機物に含まれるエネルギー量(相対値)を示したものである。(1)~(3)の数値を計算せよ。ただし,消費者のエネルギー効率は,1つ下位の栄養段階の生物の同化量(総生産量)に対する,その栄養段階の同化量であらわされるものとする。
純生産量から一次消費者である動物に食べられる量(被食量)と,生産者の植物体の一部が枯れ落ちたりして失われた量(枯死量)を差し引いたもの。
成長量=純生産量-(被食量+枯死量)
【消費者の同化量と成長量】
消費者が1つ前の栄養段階の生物を摂食した量(摂取量)から,未消化のまま体外に排出した量(不消化排出量)を差し引いたもの。
同化量=摂取量-不消化排出量
消費者の同化量は,生産者の総生産量に相当します。同化量から呼吸量を差し引いた量が生産量で,生産者の純生産量に相当します。
成長量は,同化量から呼吸量と被食量(高次の動物に食べられる量)と死減量を差し引いた量になります。
成長量=同化量-(呼吸量+被食量+死減量)
次に,エネルギー効率について解説します。
食物連鎖の各栄養段階において,1つ前の栄養段階のエネルギー量のうち,その段階で利用されるエネル
ギー量の割合(%)を示したものを『エネルギー効率』といいます。
では,問3の(2)で一次消費者のエネルギー効率(%)を求めてみましょう。