いつも当会への様々なご支援を賜り、誠にありがとうございます。毎年開催しております「井月忌の集い」について、今年は会場での開催も予定しておりましたが、コロナの感染状況が急に拡がっていることからやむを得ず開催を中止することとなりました。
急なお知らせとなりましたことお詫び申し上げますとともに、 事前投句の応募は予定通り行いますので是非応募していただければ幸いです。
事前投句の締切日が当初2月15日となっておりましたが、延長して 2月22日(必着)まで といたします。当日句は中止となります。
また、オンラインでの開催なので、当日オンライン参加の方はメールアドレスのご記入をお願いいたします。詳しくは、同封の用紙をお読みください。
なお、3月伊那で予定していた「第9回千両千両井月さんまつり」も次年度に延期にします。決まり次第、 井月顕彰会HP でお知らせいたします。

NEWS コロナ感染拡大を受け、オンライン配信のみの開催といたします。
詳細はこちらからご確認ください。

NEWS たくさんのご応募ありがとうございました。
当日LIVE配信をお見逃しになった方も、しばらくの間ご視聴いただけます。

井月の俳句を世に知らしめた駒ヶ根出身の下島空谷は、文人が多く集まる東京都田端で開業医を営んでいた。そこには若い芥川龍之介もいて親しくしていた。空谷がふるさと伊那に井月という流浪の俳人がいたことを紹介すると、ぜひ本にすべきだと勧められ、自費で出版することになった。後に伊那高女(現伊那弥生ヶ丘高校)の教師高津才次郎と共に精選された句集を出した。 『伊那の井月』(22分)2008年 江戸時代から明治にかけて伊那を放浪しながら俳句を詠んだ井上井月について、井月研究家の春日愚良子氏と竹入弘元氏に聞く。井月の正装姿を描いた橋爪玉斎と弟助信とのかかわりを末裔の橋爪剛健氏に聞く。併せて、井月を世に出した下島空谷の生家の現在の当主下島大輔氏からは、下島筆次郎の言葉を紹介する。また、空谷の随筆には、井月は身なりは乞食だが俳句もよく、書も立派だと記してある。 『井月 ひとり雪』(4分)2015年 乞食の身なりをして伊那を放浪していた井月さん、冬はさぞ寒かったろう。そんな思いを込めて冬の句をいくつか紹介、自分流の解釈を加えてみた。